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ステップ3 就職活動を行う
ここまでで、上記した3つのこと、バイトから始める、職業訓練校に通う、ジムに通う、どれか一つ或いはいくつかを行ったのならば、ニートしていた頃の貴方とは確実に違ってきているはずです。
体力、精神力、コミュニケーション力を取り戻し、自信がついているはずです。
ここまで準備を整えれば、あとは就職活動です。
一番辛い部分だと思いますが、アベノミクスの影響か全国的に求人が増加していて求人誌のページ数も厚くなってきたため、以前よりは受かりやすい状況だといえます。
もしまだステップ2をこなしていないようであれば、戻ってやり直してください。
就活の準備を整える ステップ3−1
とりあえず、就職活動の準備をしましょう。
準備といっても服装などの装備を整えることと、応募書類の準備だけです。
だけ、といっても装備を整えるのはお金を出せば整いますが、応募書類については難儀すると思います。
スーツ等の服装準備
スーツは、とりあえず変に見えないものなら何でもいいです。イオンに売ってる7000円スーツでいいです。
既に持ってるなら、アイロンをかけるかクリーニングに出すとかして、ワイシャツだけ新品のものを買っておきましょう。
黒ずんだワイシャツなんて着ていたらイメージダウンです。
スーツなどの服装の準備については、こちらのサイトに詳しく書かれています。
応募書類を作成する
ニートの方が一番苦労するであろう履歴書、職務経歴書の書き方については、長くなりすぎるので専用ページを作りました。
そちらを参考にしてください。
準備と就活には、お金がかかってきます。
お金が無い方のために、専用ページをつくりました。こちらを参考にしてください。
ハローワークや民間の求人サイトに登録する ステップ3−2
まずは、ハローワークに登録に行きましょう。
スーツで行く必要はありません
受付の人に「登録に来たんですが」と言えば求職者登録され、ハローワークカードが発行されます。
一応これで貴方もニートではなく求職者になります。
ハローワークカードを発行することで就業相談と求人の応募が可能になります。
ハローワークに置いてあるPC端末で、求人の閲覧が可能です。
気になった求人は印刷し、窓口に持っていくと担当者が企業に電話で採用の流れを問い合わせてくれます。
しかし、ハローワークには求人は出さない!という企業もたくさんあります。
民間の求人サイトなどにも登録し、マメに求人を閲覧するようにしましょう。
ポイントとしては、ライバルが少ない、受かりやすいところを狙うということです。
例え有名な大企業の求人が出ていて年齢不問経歴不問だったとしても、みんな受けるので受かる可能性はほぼゼロだと思います。
介護業界とか、規模が小さくあまり待遇が良くない零細企業あたりはお勧めです。
介護業界は資格をとっていけばステップアップしていけるのでお勧めです。向き不向きがありますが。
↓この『かいご畑』という求人サイトであれば、全国の介護事業所の求人を網羅しているので、近くの介護系の求人が見つけやすいです。
無資格・未経験からのキャリアアップなら⇒⇒介護専門求人サイトかいご畑
この求人サービスのいいところは、派遣で働き始めると介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の受講料が0円になり、タダで資格が取れることです。
正社員やパートですと直接雇用なので、入職してから合わないと思った職場でもなかなか辞めづらいです。
が、派遣であれば契約更新しなければいい話なので、一定期間我慢すれば辞めることができます
この業界は資格と経験さえ積めばどこでも引く手数多ですので、自分の居心地のいい施設を見つけるまで派遣で転々とする、ってのもアリです
ハローワークのクソ求人よりはかなりマシな待遇で、なおかつ人手不足で受かりやすい業界ですので、積極的に検討してみる価値はあります
他に30代ニートはどこで仕事を探せばいいんだ、という方のために、30代ニートでも仕事を探しやすい求人媒体をまとめました。
気に入った求人に応募する ステップ3−3
気に入った求人があれば、バンバン応募しましょう。
受かる可能性が1%だとしても、100回受ければ受かる計算になります。
ハローワークであれば印刷した求人を窓口にもっていけば応募できます。
民間の求人サイトであれば、だいたいボタン一つで応募できます。
とりあえず、週に3〜4件、月に最低10件は応募してください。
あまりに通過率が悪いようであれば、毎日応募しても構いません。
今や大学新卒の学生でも週に3、4社受けるのは当たり前ですから、ニートで30代の貴方もそのくらいしないといけません。
受かるまで受けまくる ステップ3−4
あとは、とにかく受けまくるだけです。
新卒の学生でも、100社受けたけど全く内定をもらえなかった、という方も稀におられます。
30代でニートの方であれば尚更でしょうが、体感としてはきちんと自己アピールを作り、企業をよく調べて志望動機を練り、面接対策をして、とにかく数を受けまくればそこまで大変でもないと思いました。
私も5年間ニート生活をしていましたが、面接での対応は企業によって本当に様々です。
ニート期間について最初に聞いただけであまり気にしないような会社もあれば、「なんでこんなヤツ連れてきたんだ」というような対応をした会社もありました。
ネットでは「30代ニートなんて就職できるわけないだろ!絶対無理!」なんて言われていますが、実際準備を完璧にしてやってみたらそんなに難しいもんでもないですよ。
一言で言えば体裁を整えて、準備段階で実績を作って説得力を持たせ、ライバルが弱い会社を受けまくるだけですから。
とにかく、今の自分の経歴だからといって、邪険にするような会社は倒産しちまえ!くらいの気概で受けまくりましょう。
落ち込むよりムカついたほうがやる気がでますし、それ以外に今の貴方に生き残る道はないのですから。
ステップ3−2ハローワークや民間の求人サイトに登録するで紹介した「ライバルの少ない、受かりやすいところを狙う」戦略を使っていれば、100社や200社受けなくてもどこかしらイイ線行けると思います。
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