←ステップ1ニート脱出のために、就職活動のゴールを設定する
ステップ2-1 バイトをして働く感覚を取り戻す
「ニートだったけどバイトはじめたからフリーターにランクアップしたぜ!」
そんな話はよく聞く話です。
ということは、一番一般的なニート脱出の手段が、バイトを始めることなんです
働き始めれば自信もついてきますし、「もっと待遇のいいところに行こう」という発想もでてきて、転職も考えるでしょう
バイトとはいえ今は非正規雇用者が4割以上いる世の中ですから、フリーターとはいえ別に珍しいものでもありません
目次
今更バイトなんてイヤ!と思うかもしれませんが…
ニートの方は頑なにバイトをすることを拒んでいますね。
年齢的にも貴方は30代ですから、今更学生のバイトや若いフリーターに混じって、新人としてバイトを始める気には絶対になれないのかもしれません。
しかし。バイトすらできない人間は、正社員になんてなれません
新卒であればバイト経験がなくても採用されますが、30代ニートが就活した場合、バイトもしなかったの?と絶対に聞かれます
普通の人であれば、就職できなくてもバイトくらいはするからです。生活ができないから。
会社を辞めて仕事がみつからないので就活中、というのならまだしも、ブランクが数年以上ある方であれば、バイトすらしていないとただのダラダラしていたニート扱いされ、書類選考すら通りません
なので、まずはバイトをはじめてみましょう
別にフルタイムで働く必要はない
バイトといっても週5日フルタイム8時間以上働いていたら就職活動の時間が取れませんし、本末転倒です
体力も落ちていますので、フルタイムで働き始めるとしばらくは他に何もできないかもしれません。
仕事終わって帰ってきたら疲れてダラダラしちゃって寝てるだけで終わる…みたいな
なので、ここでは短期か一日だけの単発、或いは週2〜3日、多くて週4日くらい働けるバイトを狙いましょう
ニートの方は体力も人間関係の能力も低下しているため、いきなり長時間、長期で働き始めると挫折する可能性が高いです
最近はバイトのような非正規雇用は人手不足なので、働き始めると「もう少し働けないか?」と打診されると思います。
でも目的は就職することなので、目的は忘れないようにしてください。
目的に差し支えなければ引き受けても構いませんが、一度引き受けるとズルズル行く可能性もあるので注意してください
単発、時短バイトが探せるサイト
いくつか紹介しておくので、適当に自分でもやれそうなバイトを探して応募してみてください
日本最大級のバイト求人サイト。
求人数が多いので、とりあえずここだけ使っておけば自分に向きそうなバイトが探せると思います
求人ごとに職場の様子が動画でアップされていたりして、職場がどんな雰囲気なのか応募前に把握することが可能です。
単発、短期バイト専門のバイト求人サイトです
一日単位の仕事がたくさんあるので重宝します。
都市部の求人が多いので、地方の方は探しにくいかもしれません
求人誌で探してもいいのですが、それだとこちらから応募のために電話をかけなければならないというデメリットがあります
私も経験ありますが、あれ結構勇気がいるんですよね。
電話かけられなくて半日悶々として時間をムダにした経験もあります
上記で紹介したような求人サイトであれば応募ボタンですぐ応募できるので、対人能力が落ちているニートの方であればこちらのほうが遥かに気楽だと思います
どんな仕事を選ぶべきか?
バイトとなるとコンビニや外食系の接客バイトが多いですが、ニートの方だと辞めたほうがいいかもしれませんね
なぜなら学生バイトや年下のフリーターがいる可能性が高く、浮いてしまう恐れがあるからです。
想像するだけで胃が痛くなってきますね…
なので、できるだけ年上の人が多そうな仕事を選んだほうがいいでしょう
製造系、警備系、オフィスワーク系の仕事であれば学生などは少なめです。
特に警備系などはリストラされた中高年の受け皿的な面があるので、職場で一番若い人が40代50代しかいない、ってケースもザラです
実際私の知り合いの30代ニートの人も、警備バイトで働き始めて社会復帰し、数年後は他の大手警備会社に正社員で転職していきました。
やはり年上のほうが人生経験豊富で人間関係が楽って言ってましたね
年上の人たちしかいなければ、多少ダメでもかわいがってもらえたり、失敗しても大目に見てくれたりします。
逆にこれが年下の人しかいないと「あいつ年上なのに使えねーな。ああはなりたくないな」とか思われて、無茶苦茶居心地が悪いです
たぶん長続きしないでしょう
実際今まで私が経験してきたバイトや職場でも、若い人の中にいきなり一回りも二回りも年上の人が入ってくると、浮いてしまってすぐ辞めてしまうケースが多かったです。
最短で二日とか
コミュニケーションレベルが高かったり、プライドが低い人は上手くやっていける印象ですが、結構難しいと思いますね。
フリーター相手ならまだしも、世間知らずの学生相手だと色々心を抉られるようなことをいわれる可能性があります
あとは、同じ境遇の人が多い職場としては製造系派遣の仕事も挙げられますね。
友人の元ニートやフリーターで、大手の製造系で派遣やってる人の割合はかなり高いです。
貯金貯まったら仕事辞めて、しばらくしたらまた戻ってくるみたいな生活してる人もいます
こういう人たちはニート経験があったりニートに近い存在なので、全く偏見を持ってないです
特に大手ほどそういう派遣の人の数が多いので、仲間を作りやすいと思います。
別に作らなくても構いませんが、同じような人が多いので気は楽です
ただ、ほとんどの場合フルタイムで働かされるのが辛いところですが。
まあ派遣でフルタイムなら社会保険にも入れてもらえるし、これからどんどん正社員から派遣やバイトなどの非正規雇用に流れていくだろうから、それでいいのなら別に構いませんけど
まとめ
- とりあえず単発や短期、日数の少ないバイトからはじめる
- できるだけ年上の人が多そうな職場を探す
- 或いは自分と同じ境遇の人が多そうな職場を探す
とりあえずどんな形でも働き始めれば、自信がついてくると思います
この自信というのが重要で、これがないとなかなか大きな物事は達成できません。
ニートが就職する!っていう大変な物事を達成するのであればなおさら
なので、まずは一歩一歩着実に進んでいって、「俺も結構やれるじゃん」という確かな手ごたえを得ていきましょう。
それが積み重なって自信になっていきます
→次のステップへニートが職業訓練校に通って、規則正しい生活を取り戻す
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