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ステップ4 内定を得たら働き続ける
あわよくば内定を獲得したら。
内定を得るまではとても大変だったと思いますが、実際に働きはじめるともっと大変です。
ここまで来たのであれば規則的な生活リズムを取り戻すことには成功し、ある程度の自信もつき、体力もそれなりに戻ってきていると思います。
が、やはり30代となると疲れが抜けにくくなってきているものですし、仕事に慣れるまで毎日休まず会社に通う、ってのはかなり大変です
というか、どんな人でも最初の一ヶ月〜三ヶ月くらいは大変です。
慣れないことの連続で、新たな環境に適応していかなければならないので。
仕事を長続きさせるには?
残念ですが、何があっても何も考えず黙って出社しろ、としかいえません
出社前に憂鬱だな〜、とか思ってても、出社してしまえばどうにかなるものです。
要は、あれこれ頭で考えてしまうからネガティブになってしまうのです。
頭でっかち型のニートの方は、自分の頭脳を過信し過ぎて自らの思い込みや負の感情に気付きにくいというか、それが幻想であることに気付きにくい傾向にあります。
人間どんな状況でもどんなことがあっても、それをどう解釈するかは自分次第です
例えば上司に怒られたとしても、「怒られた…全部俺が悪いんだ。どうしよう」と、この世の終わりのように深刻に受け止める人もいれば、「ありゃ失敗だったな〜、まァもう同じことしなきゃ問題ないっしょ♪」と気楽に考える人もいます。
どちらがいいかは言うまでもありません
深刻に考えすぎるとと更なる悪循環を呼びます。
使う必要の無い無駄なエネルギーを消費してしまい、疲労感も倍のスピードで蓄積されていきます。
気にするだけムダなので、あんまり深く考えるのはやめましょう。
気にしようがしまいが、結果は変わりません。
節電とか原発のエネルギーの問題を心配する暇があったら、自分のエネルギーの心配をしてください。
適切なところに適切なエネルギーを投入できるようになれば、アフター5でも元気に遊びにいけます
結果的にストレスも減って、仕事も長く続けていくことができます
人間関係には気を配る
あと問題になるのは、社内でのコミュニケーションの問題です。
挨拶は必ずする、というのは基本と言うか全人類の義務レベルなので徹底しなくてはならないのは言うまでもありませんが、あまり塞ぎこまずに心を開いて積極的にコミュニケーションをとっていく必要があります。
社内の人間関係がよく雰囲気がいいのならば、先輩のほうから色々話しかけてきてくれるので、その返答の仕方さえ間違わなければうまく馴染んでいけるでしょうが、そうでない場合はこちらから話しかけていかなければなりません。
社内では当然ながら既に人間関係がある程度以上には完成されているので、新人の貴方はイレギュラーのような扱いを受けます。
反面、どんな人なのか、もしかしたら退屈な毎日がちょっと変わるかも、と期待もされています。
人間、それぞれ培ってきた人生がありますのでキャラを作れとまではいいませんが、わかりやすいヤツのほうが警戒心を解かれやすく、すぐ馴染んでいけます。
例として、一番わかりやすいのは、貴方が太っていれば凄い量の昼食を持参するとかして、「みたまんま食いしん坊なヤツ」と思われることです。面白いデブキャラは貴重なので、みんなに好かれます。
ここで重要なのは、自分がどんな人なのか、みんなにわかってもらうことです。
人間が一番不安になり警戒するのは、その人がどんな人なのかわからないことです。
どんなマイナスイメージのキャラでも、「この人はこういう人なんだ」とレッテルを貼ることで、ある程度安心するものなのです。
しかし、アニオタとかアイドルオタとかのマイナスイメージのキャラでも確かにわかりやすくていいのですが、最初の警戒心を解く部分で成功しても、そのままではただの気持ち悪いヤツと思われてしまいます
一般的にオタクってのは暗いイメージがあるので、明るいとか面白いとか話題が広いとか、ギャップを演出するとかなりのプラスイメージに持っていけます。
相手の目を見て話そう
こんなことは小学生の時点で覚えると思いますが、社会人でも目を見て話さない人が結構います。
当たり前のことなんですが、これは嫌われるので絶対にやめてください
もし貴方が目を見て話さない、話せない人であれば、今のうちから意識して矯正していったほうがいいでしょう
目を見て話さないことで、いいことなんてひとつもないです
何を言われても気にしないように
元ニートなので、多分誰かしらに皮肉の一つくらい言われる可能性があるので、これは重要です
コミュニケーションはプロレスみたいなものなので、どんな強烈な言葉を受けたとしても、絶対に口ごもらずにはっきりと返答を返してください
コミュニケーションにおいては、相手の言葉に返答さえできれば負けはない、ってことです。
酷いことを言われても、面白い言葉で返答できれば「オオ、こいつやるな」と思わせることが出来ます
人の話を聞くことも重要ですが、あんまり真に受けてると心も体ももたないです。
有益なことだけ聞き入れるようにしましょう
あと、ニートの方にありがちなのは、話が聞き取りづらいことです
声が小さかったり、はっきり喋らなかったりします。
逆手にとっていじられキャラとしていければいいのですが、こういう基本的な部分ができていないと嫌われる可能性が高いです
苦手な人は、音読とかのトレーニングをお勧めします。
まとめ
毎日会社に通い続けることができ、社内でのコミュニケーションもちゃんとできれば、もう世間的に見れば貴方は「元ニートの普通の人」になっています
最初とは偉い違いです。目的は達成したといえるでしょう
あとは恋人をつくるなり、貯金をして好きなものを買うなり、可能なら出世を目指すなり、自由です。何でも出来ます
ニートから正社員になるという奇跡を起こした貴方ならば、大抵のことはもうできるようになっているはずです
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