旅行代理店 ブラック

 

ニート生活の体験談をご紹介します

 

 

今回は憧れの旅行代理店に就職したもののブラック過ぎて消耗してしまい、ニートになってしまった方の体験談をご紹介します

 

 

『ブラック旅行代理店で消耗し、うつ病に』

 

 

約二年半のニート生活を送る前は旅行会社の契約社員でした。

 

 

毎日仕事量が多く、海外渡航の部署にいた頃、特にゴールデンウィーク前は連日23時過ぎまで残業するのが当たり前の毎日でした。

 

 

職場から自宅まで電車通勤をしていましたが、その頃の帰宅時間は0時を過ぎていて、また6時過ぎに起床するというハードな日々を過ごしていました。

 

 

その後、国内旅行部門へ異動となりましたが、旅行を企画する課長と性格的に合わなくて、こちらは何もしていないのに一方的に威圧されたり、怒鳴られたり、仕事上のことなのに話を聞いて頂けない等がありました。

 

 

上司がそのような態度をとるせいか、部下までも私に対して同じように接してきました。

 

 

一部が私に対してそのような態度をとっていたこともあり、私に対してそのように接していいという雰囲気になってしまいました

 

 

別部署の課長からは内線を取り次いだ時に「鼻息が荒い」と言われたり、飲み会の帰りに遭遇した際は「●●さん(私の名前)は何を考えているか分からない」と言われたことがありました(私はその課長から少し距離をおいて後方にいましたが、大声で話されていたため丸聞こえでした)

 

 

周囲に誰もいない時にこっそりと「大丈夫ですか」と気にかけて下さる方は数名いらっしゃいましたが、当時はハラスメントに対する意識は低く、まさに学校のいじめの如く、かばったら次は自分がやられるという空気が漂っていました。

 

 

別の上司は話は聞くものの、対策は一切されたことはありません。

 

 

そのような日々が約一年半続きましたが、ある日、突然会社へ行けなくなり、行こうとしても電車にすら乗ることができなくなりました。

 

 

頑張って出社しても仕事に集中できず、約一ヶ月休んで退職を決意し、上司へその旨を伝えたところ、笑顔で「わかりました」と言われた瞬間、意図的に辞めさせられたと感じました。

 

 

また、かかりつけの病院からの紹介で心療内科へ通院するようになり、うつ病だと判明してショックでした。

 

 

 

どのようにして社会復帰できたかを教えてください。 

 

心療内科では「とにかく何も考えずに休むこと」と言われていましたが、今まで毎日仕事をしてきたのが急に何もすることがなくなってしまったため、休むと言われてもどうやって休めばいいのか分かりませんでした。

 

 

何かしないといけないと思って焦れば焦るほど症状が悪くなるという悪循環に陥っていました。

 

 

そんな中、友人と電話で話して事の経緯を話していたところ、友人が「明日そっちに行くから」と言い出し、ホテルの手配をお願いされました。

 

友人はもう一人の友人と一緒に関西から高速道路を利用して車で九州まで来て「声を聞いていたら今にも死にそうだったから押しかけた」と言われました。

 

 

そのおかげで少し前向きな気持ちになり、今まで行きたかったライブに行ったり、友人に誘われて旅行に行ったりしていました。

 

 

それ以外は基本的に家にいたり、ハローワークで受給をするために月に二回はハローワークに行って求人を探したり、通院のために出かけてついでにウィンドーショッピングをしていました。

 

 

ただ、家にいるとネットで遊んでしまうため、生活リズムも狂ってしまうし、当時はネット依存になっていました(一日中ネットをしていても平気でした)

 

 

家族以外の他人とは基本的に接触する機会がないため、病院の先生からカウンセリングを受けるように勧められました。

 

 

通院とカウンセリングは現在も続いていますが、当時は以前の仕事で私のどこがいけなかったのかという話題がメインで客観的に自分自身を見つめる方法を行っていました。

 

 

カウンセリングを受けるようになってからハローワークで探した求人票を持って行って一緒に見て頂いたり、新聞の広告に入っている求人情報やフリーペーパーの求人誌にも目を通すようになりました。

 

 

カウンセリングの先生と話し合いながら、自分の状態を知った上で、まずは生活リズムを取り戻すためのリハビリのためにアルバイトから始めることにしました。

 

 

学生の頃、コンビニでアルバイトをしていた経験があるため、自宅から近いコンビニの求人を探していたところ、たまたま近所で新規オープンするコンビニの求人を見つけて応募しました。

 

 

面接の際、うつ病で通院していると言うと採用されないと思ったので、持病があるので通院の時はお休みをしたいと伝えると色々尋ねられましたが、どうにか納得して頂ける説明ができたようで採用して頂くことができました。

 

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