ニート　３年

 

小さい頃から極度の人見知りだった私は、小学校の頃から自分は普通の人と何か違うんじゃないかと思うようになってしまい、中学2年生の時からは学校に行かずに家に引きこもっていました。

 

 

不登校になった原因は人と上手くコミュニケーションをとれずに、クラスメートと何気ない会話をするのにも異常に緊張してしまい、上手く喋ることができず学校ではいつも孤立していたため、学校に居づらくなってしまったのが原因じゃないかと今は思います。

 

 

中学3年生になり、進路の事で親と先生と私で三者面談をしていた時、先生に勧めにより、なんとか高校には行こうと受験して入学できたのはいいのですが…

 

 

ここでも人と馴染むことができず孤立してしまい、私は学校から逃げる様になってしまい、1ヶ月も経たないうちに不登校になり、学校を退学してしまいました。

 

 

何もかもに自信を無くした私は人と関わる仕事なんてできるはずがなく、そのまま仕事もせずに、家でテレビを見て、ご飯を食べたら寝るという体たらくな生活を3年程送っていました。

 

 

しばらく経った頃、親とはよく喧嘩をするようになったんですが、こうなったのは親のせいとずっと親を責め続けて、自分は悪くないという最悪な思考に陥っていました。

 

 

 

どのようにして社会復帰できたかを教えてください。

 

私はニートになってからずっと親の事を責め続けていたんですが、親は怒っていても私の為に働いてくれたり、ご飯作ってくれたりして、こんなわたしでも親は常に家族の一員だと思ってくれていました。

 

 

その想いに私もだんだんと親に申し訳ない気持ち、罪悪感が募っていったんですが、働くという事に凄く怖い印象を持っていた私はなかなか動くだせずにモヤっとした気持ちで日々を過ごしていました。

 

 

そして、その気持ちを抱えたまま、何ヶ月かが過ぎ、こんなことをしていても何も進まないと、何故か急に前向きな思考がよぎってきて、早速私は求人情報誌を開いてみることにしました。

 

 

人と関わるのが苦手なので、できるだけ人と関わらない裏方の仕事か一人で黙々できる仕事はないか探してみたんですが、いい求人があっても電話をかける勇気がありませんでした。

 

 

そこで、私は母になにかアルバイトがないか相談してみたんです。

 

 

そしたら母は何人か知り合いに電話をかけてくれて、働いているところでアルバイトを募集していないかと聞いてくれました。

 

 

その日は知り合いからは返事がなかったのですが、翌日になり知り合いの1人からあまり人と喋らなくていい裏方の仕事を募集してるよと連絡をくれました。

 

 

私はやってみると母に言って、面接日も翌日と決まったので、履歴書を書いて明日の準備をしていざ寝ようと思って布団に入ったのですが、緊張からなかなか眠れずに面接の日を迎えました。

 

 

母も応援してくれ、私は面接の場所に行きました。

 

 

面接は思っていたよりも軽い感じだっので、私はそんなに緊張することなく話をすることができました。

 

 

そしてなんと、そこのアルバイトに合格。

 

 

私と母、家族皆も喜んでくれて、皆の為にも精一杯アルバイトを頑張ろうと思いました。